ep6: camel
- 関根 優実
- 2022年9月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年6月22日
Beyond Mandara
曼荼羅 -Who am I?- 11のモチーフが持つ物語。

先月完成した曼荼羅-Who am I?-は刺繍の作品。自分の為にお守りのようなものを作りたくて手を動かした。日々何を大事に思って何を活力にしているのか考え、私が幸せになるものを糸で描いた。面白いのは動くたびに新しい表情を見せるところ。生活に馴染む一枚に毎日元気をもらっている。
私の特徴の一つに、作ったものがすぐ「過去」になるというのがある。飽き性で、完成したものに興味が持てないのだ。どんどん先に進みたくなってしまうけれど、なんだかこれは勿体無いと思った。同時に寂しさも感じた。そこで、完成して終わりではなく新たなアプローチをし作品を存分に楽しみたいと思い「Beyond Mandara」を開催するに至った。9/7~27までの奇数日に曼荼羅に描いた11のモチーフを題材に書く「Beyond Mandara」。投稿は夜の6時。
EP6: ラクダ

「Beyond Mandara」EP6はラクダ。今日は制作時のことをちょっぴり。
季節の変わり目って結構はっきりしてる。あ、秋来た。と感じたのが、今年はマフラーを思い出したときだった。キャメル色の可愛いマフラー。私の肌の色が本当に綺麗に見える色。どうしても手に取ってしまう魅惑カラー。キャメル。
ラクダの制作時、正直言って早く曼荼羅を完成させたい時期に差し掛かっていた。”ラクダ”と次のエピソードの”人”、この二つが最後のモチーフだった。あと少しだ。早く終われ~!なんて思っていたのに、結局色も形も描き方も、どんどんこだわっていき最終的には7色もの茶色を使用した。これには自分でもほとほと呆れてしまう。生き物だから、曼荼羅に縛りつけておくのは窮屈でかわいそうだと思い、尻尾だけは自由に動けるようにしてあげたのがポイント。眠そうで、けどちょっと幸せそうな表情も本当にキュートなラクダ。この作品の中でも特に好きなモチーフだ。
私は普段から人が言った言葉や、目にした情景や、感じた匂い、、、そんないろんなものの中から、特に詩的に思ったものを詩にしている。ラクダもその一つだ。実は今まで作った作品の中にもラクダをたくさん登場させている。詩的だと思う理由を、自分なりに理解して、言葉に直して、人に伝える文にしてこのブログにポストしようと思ったのだが、どうやらそれはできないらしい。さっきまで書こうと試みていたのだが、どうしてもそれはしたくないと体が叫んでいる。やりたくないことはやらないのが私の人生だ。
ということで明後日は人(lover)。遂にこの時がやってきたという感じ。初めて彼とのことを文にするので少し構えてしまうけど、一生懸命に書いてみるので、明後日のブログも読んでいただけると嬉しい。
なんだかおかしな回になってしまったが、今日も最後まで読んでくださりどうもありがとうございます。
Thank you for reading.
▶︎次回は9/19 月曜日 「人」
2022/09/17 18:00
Comments